株式会社Family Design Mのアドバイザーに
元日本IDDMネットワーク副理事長の大村詠一氏が就任
〜1型糖尿病のある元トップアスリート同士がタッグを組み、1型糖尿病啓発活動をさらに加速させます〜
1型糖尿病の啓発活動を行う株式会社Family Design M(本社:大阪府守口市、代表取締役:岩田稔、以下「FDM」)は、2023年7月1日(土)より元エアロビック日本代表で元日本IDDMネットワーク副理事長の大村詠一氏が「アドバイザー」に就任したことをお知らせいたします。
就任の背景
1型糖尿病を取り巻く環境は岩田稔が発症した23年前から大きく変化しています。
病気自体の認知度は高まり、様々な治療法やデバイスが増えた一方、研究が進んだことで、幼少期の発症が多いとされてきた1型糖尿病も、生活習慣に起因しない成人での発症や高齢者でも発症する病気であることが解明され、また糖尿病の定義も以前よりも細分化されています。
また医療の進歩により治療の選択肢や情報の多様化、治らないながらも、長生きできる病気になったことで、新たな課題や問題の多様化が進んでいます。
こういった1型糖尿病を取り巻く様々な社会環境の変化と根治にむけたアクションのためにはFDMでは、さらなる認知、啓発活動の必要性を感じていました。
今回のアドバイザー就任で、これまでも1型糖尿病の当事者でもありながらアスリートとして活躍し、また日本IDDMネットワークで多くの患者、患者家族と交流をもってきた大村氏の知見を活かし、今後のFDMの1型糖尿病啓発活動を多角化し強化して参ります。
アドバイザー 大村詠一氏について
■大村詠一氏 略歴
8歳のときに 1型糖尿病を発症。「1型糖尿病でも何にでも挑戦できる」をモットーに、4歳から始めたエアロビックでは 2002年、2003年にジュニアの世界チャンピオンになる。引退後は元日本代表選手として教育機関や企業向けに体つくり運動の指導や講演活動、各種イベントへの出演を行っている。2023年6月に日本IDDMネットワークを退職。
現在は、糖尿病の患者・家族の支援をはじめ、講演や活動を通した糖尿病の啓発に力を入れている。
・元エアロビック競技日本代表
・公益社団法人日本エアロビック連盟 理事、広報委員長
・エアロビックダンスクラブ Team OHMURA 副代表
・大津町教育委員会 教育委員(熊本県)
・元認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク副理事長
■大村詠一氏 コメント
「患者・家族の支援に取り組む中で得られた知識や経験を、岩田稔さんの熱意や発信力に上乗せして、1型糖尿病をはじめとした糖尿病の啓発に取り組んでいきたいと思います。」
株式会社Family Design Mについて
株式会社Family Design Mは、1型糖尿病を持ちながらも阪神タイガースの投手として16年間活躍した岩田が2022年1月に設立をした、1型糖尿病の啓発活動を主としたイベント開催や運営などを行う会社。
岩田は、入団会見で発した「1型糖尿病患者の希望の星になる」という誓いを胸に、日本シリーズでの登板・2009年のワールドベースボールクラシック日本代表(侍ジャパン)メンバーとして世界一になるなど活躍、プロ野球選手として輝かしい成績を残し“病気を抱えている=ハンデ“ではないことを証明。
引退後は新たなチャレンジとして1型糖尿病の認知拡大はもちろんのこと、どんな環境下でも“成し遂げられないことはない”というメッセージを多くの人に届けるために啓発活動やイベントの企画・運営などに邁進する。
【会社概要】
所在地 :大阪府守口市内
代表者 :代表取締役 岩田稔(元阪神タイガース投手)
設立 :2022年1月13日
事業内容 :1型糖尿病の啓発活動、イベントの開催及び運営、オリジナル商品の企画及び販売など
公式WEBサイト :https://mifdm.com/